しがDWAT活動報告 新聞に掲載されました
少し前の話ですが、3月11日「えにしの日」に能登半島地震の災害派遣福祉チーム:通称『DWAT』の活動報告会が開催され、その時の様子が3月12日付の新聞に多数掲載されました。
3月も終わりに近づき、いよいよ新年度がスタートします。
今年元日に起こった能登半島地震から、早くも4カ月目を迎えようとしています。
こうした被災地に派遣される「災害派遣チーム」ですが、医療チーム以外にもある事をご存じでしょうか?
①迅速な医療を支える災害派遣医療チーム:DMAT
②DMATから引き継がれる医療支援・健康管理の日本医師会災害医療チーム:JMAT
③精神医療を支える災害派遣精神医療チーム:DPAT
④高齢者や障がい者、こどもたちの福祉支援を行う災害派遣福祉チーム:DWAT
⑤健康二次被害を防ぐ災害時健康危機管理支援チーム:DHAET
⑥リハビリで健康支援をする日本災害リハビリテーション支援協会:JRAT
⑦栄養・食生活を支援する日本栄養士会災害支援チーム:JDA-DAT
この中の④にあたるDWATに近江和順会の法人職員も参加しており、『しがDWAT』の一員として現地へ赴きました。
報告会にはヴィラ十二坊の施設長が代表で参加し、ニュースでは語られない避難先の混乱状況や必要としている支援の多さ、力不足を痛感し足りない支援との葛藤など、現地へ行ったからこそ感じた思いなどをたくさん語られました。
私たちが普段生活している中では、支援物資や募金、復興を願うことでしか、被災者の皆さんを支援することが出来ないですが、ニュース以外でこうした話を聞く機会は大変貴重ですし、もっとこうした内容が多く発信されるといいなとも感じました。
能登半島地震だけでなく、あらゆる災害で被災された皆様への、一日も早い復興を願います。